”セラミック”って何？？
みなさんこんにちは
”セラミック”ってよく聞くけど何がいいの？
綺麗そうだけど長持ちするの？
色々な疑問があるかと思います。
今日は保険外診療のセラミックと保険内診療の銀歯などの被せ物の違いについてお話したいと思います。
結論から言いますと、見た目だけでなく精度がかなり変わってくるということです。
『精度』とは、歯と被せ物の境目がなく、よりぴったりしていると言うことです。
精度が良いと虫歯や歯周病になりにくく、結果長持ちします。
保険内の被せ物はどうしても精度に限界があります。
精度が悪いとこのように歯と被せ物の境目が段差になり、そこにばい菌が溜まり二次的に虫歯になってしまいます。
下が被せ物を外し、虫歯を取りきった状態です。
ここまで知らずのうちに虫歯や歯周病が進行していることも少なくありません。
なぜこのように違うのかというと、
・土台となる歯のデザイン
・型取り材の種類、型取りの仕方
・制作していただく歯科技工士の技術
一つ一つの工程が変わってくるからです。
簡単に言うと、職人が手作業でオーダーメイドで作っているより精巧なものがセラミックの被せ物です。
保険内の被せ物はどうしても大量生産型になってしまいます。
これがセラミックを被せる前の歯の模型です。
綺麗にデザインして、綺麗に型取りするほど、綺麗でぴったりした被せ物が出来上がります。
一つ一つの過程のちょっとした違いが出来上がってくる被せ物の精度に影響してきます。
セラミックの被せ物とは見た目が良いのはもちろん、
一つ一つの治療・技工作業の工程が変わり、結果的に土台となる歯にぴったりフィットし、より長持ちしやすくなります。
自分の口の現在、過去、未来を知る！！
みなさんこんにちは！
歯科医院は虫歯、歯周病、抜歯、義歯、インプラントなどの治療だったり、衛生士によるクリーニングやブラッシング指導のみやるところ
というイメージを持っていませんか？
実はそれだけでは半分の内容です。
残り半分で一番重要と言ってもいいのが、資料採りです。
資料採りとは何かと言いますと、口腔内写真撮影、レントゲン撮影、顔貌写真撮影、印象採得、歯周組織検査、、、
などたくさんあります。
それぞれの患者さんの口腔内の状況、炎症度合い、噛み合わせの状況、顔と歯のバランスなどを見ていきます。
このようにしっかりとした情報を採取できると、それぞれの患者さんの現在–過去–未来の口腔内の状況がわかってきます。
これが治療を進めていく上ですごく重要になってきますし、患者さん自身のモチベーションにもなります。
そしてそれを元にしっかりと時間を取った上でそれぞれの患者さんに説明し、相談しながら治療計画を決めていきます。
・治療にかかる期間
・費用
・メリット・デメリット
・リスク
・治療によって得られる結果
などを相談しながらそれぞれの患者さんにオーダーメイドで治療計画を作成しています。
また、方法は必ず一つではないので、ご希望に沿った方法で治療が可能です。
最低でも3つほど治療プランを説明させていただくことが多いです。
治療について相談し、プランが決まったら上のような治療計画書をお渡ししていきます。
資料の整理や治療計画の立案など、意外とデスクワークも多いのが歯科医師です。
歯科ブログ始めました！
みなさんこんにちは。
日々患者さんの診療を行なって、治療以外にも色々なお話をします。
そこですごく感じるのが、ほとんどの患者さんが
・前の歯科医院でどんな治療をしてきたか
・なんで歯を抜くことになったか
など治療の内容についてほとんど理解されていないということです。
美容室に行く時、カットやパーマ、カラーなどやることを事前にオーダーしてから施術を受けますよね？
家を建てる時、設計士さんと入念に話し合い、どんな家にしようかしっかりイメージしてから工事に進みますよね？
もし、自分が病気になり病院で心臓やお腹の手術をする時
どんな病気で、どんな手術をするかしっかり理解してから手術を受けますよね？
でもなぜか歯の治療を受ける時はそこまでの理解はされなていなく
自分が何をされたのかわからないまま治療が終わってしまっていることが非常に多いです。
なのでよく患者さんから聞くのが、
前の先生に
「歯を抜かれた。」
「被せ物を取られた。」
「高いセラミックの治療を勝手に進められた。」
という内容です。
もちろん歯科医師の治療に入る前、治療中、治療後でのしっかりとした説明が一番重要なのは間違いありません。
ただ、日々たくさんの患者さんがいらっしゃるので治療や説明にかけられる時間は限られてしまいます。
そこでその場での説明だけでなく少しでも多くの方にこのブログを読んでもらえればより一層理解が深まるのではないかと思います。
極力読みやすく、写真なども多く使って配信していきますので、ぜひ読んでみてください！！
