良い歯科医院の選び方① 〜保険診療・自費診療の違い〜
みなさんこんにちは。
最近、同級生や知り合いの方から、「いい歯医者紹介して!」との連絡をよく受けるようになりました。
なぜか僕の同級生はみんな口の中の意識が高く、
・ホワイトニングをしたい
・ダイレクトボンディングが上手な先生を紹介して!(ダイレクトボンディングについては下記参照)
https://blog.hatena.ne.jp/funakazu415/funakazublog.hatenablog.com/edit?entry=26006613544921138
・ラバーダムをちゃんとしている歯科医院に行きたい!
・セラミック以外入れたくない!
などと
なかなか知識があり高い要求の方が多いです。
色々とみなさんクリニックのホームページなどを見て調べているみたいですが、なかなか違いが分からず、結局は「歯医者の紹介する歯医者が一番いいだろう」とのことで僕に聞いてきてくれています。
僕は大学病院時代、世界的に活躍されている恩師や先輩方に恵まれていたため、研修医の頃から最先端の知識や治療技術を学ぶことができました。現在もそのような歯科医師の先生方と常に一緒に勉強をさせていただき、知識・技術のアップデートを続けています。
歯科治療には内科や整形外科などとは違い、保険診療と自費診療にしっかり分かれています。
どちらが絶対にいい!ということはないです。
どちらかを選択する患者さんの価値観によって治療の満足度が大きく異なるからです。
では、それぞれどのように違うのでしょうか?
⑴保険診療とは?
国民皆保険制度により日本全国誰でも同じ医療費で治療を受けられるというルール上にあります。また、比較的安く色々な治療を受けられるというメリットがあります。
国のルール上にあるため、できること・できないことの差が出てきて治療の限界があることも事実です。
みなさんよく見るいわゆる”銀歯”。何年ぐらい持つと思われますか?
統計上だと5~8年程度と言われています。
ダメになったらまたやり変えればいいじゃん。そう思われる方もいます。
しかし、一本の歯を3〜4回治療を繰り返すとその歯はほとんどの場合「抜歯」になってしまいます。
⑵自費診療とは?
みなさんホワイトニングや矯正やセラミック、インプラントなどはイメージがつきやすいと思います。
実はそれ以外にも幅広くあり、簡単にいうと
最先端の知識や材料・器材を使い、口腔内を元の状態に回復させる。
または、元の状態よりもより良い状態にすることができる治療のことをいいます。
一本一本の歯の寿命を伸ばし、口の中全体を歯ブラシしやすい環境にし、噛みやすく、見た目も良い。結果長持ちする。
そんなイメージです。
金儲けじゃね?そんなイメージも持たれている方もいるかと思います。
ただ、誤解はしないでください。
歯科の材料や器材はものすごく高価なものが多いです。そのような良い材料を惜しみなく使い、一人一人丁寧に説明し、治療やカウンセリングをするために時間をとって行います。
なので、経営的にどうしても費用が保険診療よりも高くなってしまいます。
僕は自費診療では一人当たり最低でも1時間は確保し、治療に入る前のカウンセリングも色々な視覚資料を使いながら説明しています。
もちろん歯科医師によって治療方針は異なりますし、現在は保険診療主体でやっている先生の方が多いです。
しかし率直にいいますと、常に勉強をし情報収集をし、設備投資をしている歯科医師は自然と自費診療の割合が多くなります。これは自然の摂理です。
みなさんは、もし自分の歯が悪くなってしまった場合、その歯の治療を
常に勉強をし情報をアップデートして良い材料を使い高度な技術を持っている歯科医師に治療をしてもらいたいと思いませんか?
僕が患者ならそう思います。
体の手術を受けることになったらそんなお医者さんにお願いしたいです。
では、そのような歯科医師はどこにいるのか?
どうやっていい歯科医院を見分ければいいのか?
そのことについて数多くの歯科医院を見てきた僕が伝授したいと思います!
ではまた!